
今回はジョークから生まれたミームコイン「Dogecoin(ドージコイン)」について徹底解説していきます。
ラッキーハッピーATH★
こんにちは!仮想通貨女子のゆなゆなです♡
今回はジョークから生まれた柴犬の画像で有名な「Dogecoin(ドージコイン)」について徹底解説していきます。
こんな方は最後まで必見です♡
ドージコインをモチーフに作られた柴犬コイン(SHIB)について知りたい方はこちらもどうぞ
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ドージコイン【DOGE】基本情報
名称 | Dogecoin |
シンボル | DOGE |
チェーン | 独自チェーン BNB Smart Chain |
発行枚数上限 | 上限なし |
時価総額ランキング | 10位 (2022/8時点) |
ホワイトペーパー | 外部リンク |
ドージコイン(DOGE)とは?
ドージコイン(DOGE)はインターネット・ミーム(いわゆるジョーク画像)である柴犬をモチーフとして作られた仮想通貨です。
ドージコイン(DOGE)は、2013年にビットコインやライトコインのシステムをベースに「ジョーク通貨」として作られました。
現在はドージコイン財団によって運営されているそうです。
ドージコイン(DOGE)はビットコインやライトコインを模して作られたこともあり、PoW(Proof of Work)という承認システムを採用しており、マイニングによって通貨が発行されます。
ジョーク通貨として作られたドージコインですが、なんと現在は仮想通貨時価総額ランキング10位にまでなっています。
ジョークで作ったものがなぜこんなに人気になったのか皆さん気になりますよね?
ドージコインを詳しく知るためにも、コインの特徴や歴史、今までの価格推移について詳しく解説していきたいと思います。
ドージコイン(DOGE)の特徴
まずは、ドージコインの特徴から紹介していきます。
ドージコインにはこんな特徴があります。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
ジョークで作られたミームコイン
1つ目の特徴はドージコインはジョークで作られたミームコインということが挙げられます。
先程も少し述べたとおり、ドージコインはもともとはジョークコインとして、つまりネタとして作られた仮想通貨なんです。
コインの名前にもなっている「ドージ(DOGE)」とは、2013年頃に英語圏を中心にオンラインで流行した、柴犬をモチーフにしたジョーク画像です。
インターネット上で流行しているネタ画像やネタ動画のことを英語圏では「インターネット・ミーム」と呼ぶことから、ドージコインのようなジョークで作られた仮想通貨のことを総称してミームコインと呼ばれています。
ミームコインの他の例としては、ドージコインに非常によく似た「柴犬コイン」や日本発祥の5ch発祥のアスキーアートをモチーフにした「モナコイン」などがあります。
ライトコインと似た仕組み
2つ目の特徴としてドージコインはライトコインと似た仕組みであることが挙げられます。
ドージコインはビットコインとライトコインの両方をベースに作られた仮想通貨であり、マイニングの仕組みはライトコインをベースに作られているそうです。
仮想通貨の多くは取引データの承認はマイニングによって行われます。
マイニングの時に使われるハッシュ計算では、ビットコインが「SHA-256」と呼ばれる技術を用いているのに対し、ライトコインは「スクリプト」と呼ばれる技術を用いています。
スクリプトによるハッシュ計算は高性能なスーパーコンピュータ無しでもマイニングに参加できる事が特徴で、ドージコインもこの技術を採用しています。
そのため、ドージコインはライトコインと似た仕組みとなっています。
発行枚数に上限がない
3つ目の特徴はドージコインは発行枚数の上限がないことが挙げられます。
ドージコインの技術の元となっているビットコインでは発行上限枚数が2100万枚、ライトコインでは8400万枚というようにマイニングによる発行枚数の上限が決められています。
これらは発行枚数に上限があることで、通貨の希少性が高まり価値の上昇を狙っています。
一方で、ライトコインと同じマイニングシステムを採用しているドージコインには発行枚数の上限が設定されていません。
これは、ドージコインの利用者に対して、ドージコインは資産として保有するのではなく、積極的な使用してほしいという開発者の考えがあるようです。
決済スピードが速く、手数料が安い
4つ目の特徴としてドージコインは決済スピードが速く、手数料が安いということが挙げられます。
ビットコインの決済処理が約10分に1回であるのに対し、ドージコインの決済処理は約1分に1回と非常に速く、ビットコインと比べると決済処理時間は10分の1、つまり10倍の決済スピードです。
また、ビットコインの手数料が平均で15ドル程度なのに対し、ドージコインの平均手数料は0.6ドル程度であり、非常に安く設定されてます。
決済スピードが速く、手数料も安いことからもドージコインは保有するよりも決済などで使って貰うことを意図して作られているのがわかります。
実際に、ドージコインを決済手段として導入する企業が増えており、有名ブランドのGucci(グッチ)や高級時計ブランドのタグ・ホイヤーなどでドージコインが使えるようです。
他にも手数料が安く気軽に使えることから投げ銭などにも使われることが多いようです。
ドージコイン(DOGE)の歴史
続いてはドージコインの歴史について見ていきましょう。
ドージコインの年表をまとめるとこんな感じです。
年月日 | 出来事 |
---|---|
2013年12月6日 | ドージコイン正式リリース |
2013年12月19日 | 価格が3倍に高騰 |
2013年12月25日 | 大規模ハッキング被害 |
2021年2月 | イーロン・マスクがツイート |
2021年5月5日 | コイン価格が0.5ドルを突破 |
2021年5月 | SpaceXが世界初の商用月輸送ミッション 「DOGE-1 Mission to the Moon」を発表 |
2022年7月 | GMOコイン、FTX Japanで上場 |
ドージコインの誕生期
まずはドージコインが誕生したところからお話していきます。
ドージコインはIBMのソフトウェアエンジニアであるビリー・マーカスとAdobeのソフトウェアエンジニアであるジャクソン・パルマーの2人によって開発され、2013年12月6日にドージコインが正式リリースがされました。
リリースから約2週間後の2013年12月19日には、72時間で価格が3倍近く高騰し、一日につき数十億のドージコインが取引されるなど注目を浴びました。
しかしその3日後、中国がビットコイン経済に投資するのを禁止する決定を行い、それによりビットコインと多くの他の暗号通貨が下落し、ドージコインも約80%下落しました。
2013年12月25日にドージコインのウォレットサービス「Dogewallet」が何者かによってハッキングされ、2100万DOGEが流出する事件が起こりました。この事件によってTwitterでドージコインに関するツイートが急増し、Twitterで最も言及されたアルトコインとして有名になりました。
また、ドージコインコミュニティはハッキング被害に遭った人たちを助けるために失ったコインを寄付するための「SaveDogemas」を立ち上げたところ、約1ヶ月後には失ったコイン全部をカバーするのに十分なお金が寄付されました。
イーロン・マスク氏のツイートで人気通貨に!
続いてはドージコインが有名になった歴史についてお話していきます。
2021年2月、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が月を背景に飛ぶロケットの写真を投稿し、続けて「Doge」とツイートしたことにより、ドージコインが注目されてコイン価格が急騰するといったことがありました。
また、同年4月28日には「ドージコインの父が、5月8日のSNL(アメリカのテレビ番組)に出演します。」とツイートしたことによりドージコインの価格は0.27ドルから0.74ドルまで急騰しました。
このようにイーロン・マスク氏はドージコインのファンであることを公言しており、何度もツイッターで話題に取り上げたことから、ドージコインを知る人が増えて、ドージコインの話題をツイートする度にコイン価格が上昇していきました。
2021年5月5日にドージコインの価格は0.5ドルを突破しました。これにより1年間でドージコインの価格は20,000%以上上昇しました。
2021年5月9日には、イーロン・マスク氏がCEOを務める宇宙開発企業スペースXが、ドージコインで決済された世界初の商用月輸送ミッション「DOGE-1 Mission to the Moon」について発表を行いました。
当初は2022年初頭に打ち上げられる予定でしたが、現在は計画が遅れているようで、打ち上げは2022年後半を予定しているようです。
国内取引所でもドージコインの取扱いが始まる
最後に最近の出来事についてお話します。
2022年7月から、国内取引所のGMOコインとFTX Japanがドージコインの取扱いを開始しました。
今まではドージコインを手に入れるためには、日本円では直接買うことはできませんでしたが、国内取引所に上場したことで日本円でドージコインが買えるようになりました。
これにより日本でもドージコインが人気になる日が来るなんてこともありえるかもしれないですね!
ドージコイン(DOGE)の価格推移
ドージコインのこれまでの価格推移について、
の3つに分けて説明していきます。
リリース〜2017年

まずはリリース当初の価格推移を見ていきましょう。
2013年12月6日のリリース当初の価格は0.02円でしたが、約2週間後の12月19日には0.12円と約6倍まで高騰しました。しかし、その後すぐにハッキング事件が起こり、コインの価格は0.02円程度まで暴落しました。
ハッキング事件によりドージコインの知名度が上がったこともあり、約1ヶ月後の2014年1月には0.18円とリリース時の9倍の価格にまで高騰しています。
しかしその後はすぐに暴落し、2017年までは0.02円程度を上下して推移しています。
2017年〜2020年

続いては仮想通貨ブームが起こった2017年からのチャートを見てみましょう。
2017年の中旬から仮想通貨ブームが起こり、ビットコインをはじめ様々なアルトコインも高騰していきました。それに伴い、ドージコインも値段が高騰しており、2018年1月には1.9円の最高値を付けています。
しかし、その後すぐに価格は急落。2020年までは何度か値段が上がったり下がったりしながら、0.2円から0.3円の間で推移していました。
2020年〜現在

続いては第二次仮想通貨ブームが起こった2020年以降のチャートを見てみましょう。
2020年末まではコインの価格は0.4円付近で横ばいでしたが、2021年初頭にイーロン・マスク氏や他の著名人がツイッターでドージコインの話題を取り上げたことで知名度が向上し、たちまちに価格は高騰していきました。
2021年の2月には一気に8円付近まで高騰し、4月からは更に価格が高騰し、5月7日には最高値74.6円を付けました。
2020年末の価格と比較するとなんと2500倍もの値段です!
しかし、その後2ヶ月間で価格は下落し、その後も何度か上下があった後、現在のドージコインの価格は約9円程度に落ち着いています。
最初はジョークとして作られたはずのコインがリリース以来、乱高下を繰り返しながらも価格が50倍にまでなっているのは凄いですよね!
ドージコイン(DOGE)の買い方
ドージコインは2022年8月現在、国内の取引所では「GMOコイン」と「FTX Japan」「bitbank」で取扱いがされており、国内取引所であれば日本円で購入することができます。
海外の取引所では大手取引所バイナンスをはじめとして様々な取引所で取り扱われています。


ドージコイン(DOGE)まとめ
今回はジョークから生まれた仮想通貨「ドージコイン(DOGE)」について紹介しました。
ミームコインという言葉が生まれるきっかけとなったコインであり、最初はインターネットジョークとして作られましたが、イーロン・マスク氏の発言などにより一気に話題となって、現在では時価総額ランキング10位と非常に人気のコインとなりました。
話題性があり面白い仮想通貨を探していた!なんていう人はぜひ今後も動向をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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