仮想通貨のブロックチェーンにはどんな種類があるの?7つのチェーンを紹介

初心者向け解説

この記事では仮想通貨のブロックチェーン7種類を紹介していきます。

ラッキーハッピーATH★

こんにちは!仮想通貨女子のゆなゆなです♡

仮想通貨を扱う上で「ブロックチェーン」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。

ブロックチェーンを詳しく理解しようと思うと非常に難しいこともあり、言葉は知っているけどよくわからないという方や、「仮想通貨=ブロックチェーン」じゃないの?と思っている方もいるかもしれません。

そこで今回は仮想通貨のブロックチェーンについて、簡単にどういったものなのか、またブロックチェーンの種類についてそれぞれの特徴も合わせて紹介していきます

仮想通貨のブロックチェーンについて知りたい方はぜひ最後まで見て頂けたら嬉しいです。

この記事でわかること
  • 仮想通貨とブロックチェーンの関係性
  • 仮想通貨で使われる「パブリックブロックチェーン」
  • チェーンが違うとどうなる?
  • 仮想通貨のブロックチェーン8種類

仮想通貨とブロックチェーンの関係性

ブロックチェーンを一言で簡単に表すと「信頼性とセキュリティ性が非常に高い通信技術」です。

ブロックチェーンと聞くと仮想通貨を思い浮かべる方も多いですが、仮想通貨はブロックチェーン技術を活用した実例の1つであり、ブロックチェーン技術は仮想通貨に限定されること無く様々な産業で活用できる通信技術です

ブロクチェーンの仕組みを理解しようとすると非常に難しくなるので、ここでは下記の特徴だけ覚えて頂けたらと思います。

ブロックチェーンの特徴
  • 取引データをみんなで管理・記録する通信技術
  • データを改ざんすることが困難であり信頼性が高い
  • 不正や故障に対し強いシステムである

ブロックチェーンは、ブロック状にまとめられた取引データをみんなで管理・記録する技術であり、取引データの改ざんや不正取引が非常に困難な信頼性とセキュリティ性が高いという特徴があります。

仮想通貨はこのブロックチェーン技術を用いて通貨のやり取りが行われています

仮想通貨とブロックチェーンの関係性としては、ブロックチェーンはプラットフォームであり、仮想通貨はそのネットワーク内でやり取りされるデータであると言えます

仮想通貨で使われるブロックチェーンとは

ブロックチェーンは「パブリックチェーン」「プライベートチェーン」「コンソーシアムチェーン」という3つの種類に分類することができます。

これらはブロックチェーンに参加するために許可が必要かどうか、つまり誰でも使えるかどうかという違いによって分類されます

仮想通貨では「パブリックチェーン」と呼ばれるブロックチェーンの仕組みが使われています。

パブリックチェーンは管理者が存在せず、参加者に制限がなく不特定多数のユーザーが利用できるという特徴があります。また、取引データが全て公開されていることから透明性が高く、価値の移動を行う仮想通貨に適したブロックチェーンと言えます。

パブリックチェーンの特徴
  • 管理者が存在しない
  • 参加者に制限がない
  • 不特定多数のユーザーが利用可能
  • 取引データが全て公開されている
  • 仮想通貨に適したブロックチェーンである

ブロックチェーンが違うと何が変わる?

ブロックチェーンと聞くと「ビットコイン」を真っ先に思い浮かべる人が多いかと思いますが、実はビットコインで使われるブロックチェーン以外にも仮想通貨では様々な種類のブロックチェーンがあります

今回7つのブロックチェーンを紹介しましたが、そもそもブロックチェーンが違うとどうなるの?と思いますよね。

ブロックチェーンは仮想通貨を流通させるためのプラットフォームであり、そのチェーン上に仮想通貨(トークン)が発行されます。

チェーンごとにそれぞれネットワークを持っており、異なるチェーンには仮想通貨をそのまま送ることはできません

もし、別のチェーンに仮想通貨を送りたいのであれば、ブリッジと呼ばれる方法を使って取引する必要があります。

また、チェーンごとに取引手数料や取引速度、できることなども異なり、その仮想通貨がどのチェーンを使っているかというのも大切な要素となってきます

ポイント
  • ブロックチェーンネットワーク上に仮想通貨が発行される
  • 異なるチェーンには仮想通貨を送ることができない
  • 別のチェーンに送る場合はブリッジでの取引が必要
  • チェーンごとに取引手数料や取引速度が異なる

仮想通貨のブロックチェーンの種類一覧

仮想通貨のブロックチェーンのなかで特に代表的な以下の7つを紹介していきたいと思います。

ブロックチェーンの種類一覧
  • Bitcoin(ビットコイン)
  • Ethereum(イーサリアム)
  • Avalanche(アバランチ)
  • BSC(バイナンススマートチェーン)
  • Solann(ソラナ)
  • Polkadot(ポルカドット)
  • Polygon(ポリゴン)

Bitcoin(ビットコイン)

BTC
基本情報
  • 名称:Bitcoin
  • シンボル:BTC
  • 時価総額ランキング:1位
  • 発行上限枚数:2100万枚

Bitcoin(ビットコイン)は仮想通貨の代表格的なブロックチェーンネットワークです

ブロックチェーンや仮想通貨の元祖として最も有名であり、2008年10月31日に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物がインターネット上で発表した論文をもとに、世界中のエンジニアが集まり開発されました。

Bitcoin(ビットコイン)は独自のブロックチェーンを持ち、ネイティブトークンはビットコイン(BTC)になります。

Ethereum(イーサリアム)

ETH
基本情報
  • 名称:Ethereum
  • シンボル:ETH
  • 時価総額ランキング:2位
  • 発行上限枚数:発行上限無し

Ethereum(イーサリアム)は2013年にVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)によって開発されたブロックチェーンプラットフォームです

ネイティブトークンはEther(イーサ)となっています。

イーサリアムはプログラムを自動実行できる「スマートコントラクト機能」を搭載しており、Defi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)には必要不可欠なプラットフォームと言えます

イーサリアムブロックチェーン上には「ERC-20」という規格に沿ってトークンが発行されており、様々な種類のトークンが存在します。

参考URL;ERC20関連の仮想通貨一覧

Avalanche(アバランチ)

AVAX
基本情報
  • 名称:Avalanche
  • シンボル:AVAX
  • 時価総額ランキング:17位
  • 発行上限枚数:7.2億枚

Avalanche(アバランチ)はDefi(分散型金融)に優れた、高度な分散性や高速トランザクションを持つブロックチェーンプラットフォームです

米コーネル大学教授のEmin Gün Sirer氏を中心としたチームにより創設されたプロジェクトであり、2020年9月にメインネットがローンチされました。

ネイティブトークンはアバランチ(AVAX)になります。

アバランチはDefiに優れていることもあり、アバランチネットワーク上に多くのdApps(分散型アプリケーション)が開発されています。

参考URL:時価総額別上位Avalanche Ecosystemトークン

BNBチェーン(旧:バイナンススマートチェーン)

BNB
基本情報
  • 名称:Binance coin
  • シンボル:BNB
  • 時価総額ランキング:5位
  • 発行上限枚数:2億枚

BNBチェーン(旧:BSCチェーン)は海外大手取引所「Binance(バイナンス)」が提供している独自のブロックチェーンプラットフォームです。

BNBチェーンはスマートコントラクト機能を搭載しており、処理速度の高速化や手数料の緩和を実現しています。そのため、ユーザーだけでなくプラットフォーム開発者からも注目を集めています

BNBチェーンは圧倒的に低コストで取引ができ、イーサリムとの互換性もあるという特徴があります。

参考リンク:時価総額別上位BNB Chainトークン

Solana(ソラナ)

基本情報
  • 名称:Solana
  • シンボル:SOL
  • 時価総額ランキング:9位
  • 発行上限枚数:3.3億枚

Solana(ソラナ)は2020年4月にローンチされた比較的新しいブロックチェーンプラットフォームです。

ソラナはトランザクションの処理スピードが非常に速く、取引手数料のコストを安く抑えられるという特徴があり、異なるブロックチェーン同士を繋ぐ「インターオペラビリティ」という機能が搭載されています。

ネイティブトークンはソル(SOL)になります。

ソラナはイーサリアムを超える可能性があると言われており、上場から短期間で価格が大きく上昇したことからも大きな期待をされているのがわかります。

また、最近大きな話題となったSTEPNがソラナチェーン上に構築されたことでも大きな注目を浴びました。

参考リンク:時価総額別上位Solana Ecosystemトークン

Polkadot(ポルカドット)

基本情報
  • 名称:Polkadot
  • シンボル:DOT
  • 時価総額ランキング:11位
  • 発行上限枚数:10.7億枚

Polkadot(ポルカドット)は、異なるブロックチェーン同士を繋ぐ「インターオペラビリティ」機能の実現を目的としたブロックチェーンのプロジェクトです

ポルカドットはスイスの「Web3財団」によって開発され、2020年8月にローンチしました。

ネイティブトークンはポルカドット(DOT)になります。

ポルカドットは「インターオペラビリティ」機能を搭載していたり、Parachain(パラチェーン)と呼ばれる並行処理をする機能によりトランザクションの処理速度を高速化できるという特徴があります。

これらの特徴からポルカドットはイーサリアムを超えるチェーンになるのではないかと一部では期待されています。

参考リンク:時価総額別上位Polkadot Ecosystemトークン

Polygon(ポリゴン)

基本情報
  • 名称:Polygon
  • シンボル:MATIC
  • 時価総額ランキング:18位
  • 発行上限枚数:100億枚

Polygon(ポリゴン)はイーサリアムの機能を補完し、イーサリアムの拡大を支援するようなブロックチェーンプロジェクトとして、2017年にインドの3人のエンジニアによって開発されました。

ネイティブトークンはPolygon(MATIC)になります。

イーサリアムネットワークには「スケーラビリティ問題」と呼ばれる、トランザクション(取引処理)の増加によるネットワークの遅延や取引手数料が高騰する問題があります

ポリゴンはこうしたスケーラビリティ問題の解決を目指したレイヤー2ソリューションです。通信速度が早く、取引手数料が安いという特徴があります。

レイヤー2ソリューションとはメインのチェーン以外のチェーンでトランザクションの処理を行い、メインチェーンの負担を減らす技術のこと

参考リンク:Polygonscan

まとめ

今回は仮想通貨のブロックチェーンについて、簡単にどういったものなのか、代表的な7種類のブロックチェーンについて特徴などを解説しました。

ブロックチェーンについて少しは理解して頂けましたでしょうか?

ブロックチェーンは仕組みを完全に理解しようとすると難しいかもしれませんが、この記事ではどういったものかを知って頂けたら幸いです。

今回紹介した以外にも様々なブロックチェーンがありますので、自分が扱っているトークンがどんなブロックチェーン上でやり取りされているかなど調べてみると良いかもしれません。

当ブログでも色々なトークンを紹介していきますので、気になる方はぜひ他の記事も読んで頂けたら嬉しいです。

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